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記号の連鎖

仙台でデザインを学ぶひと。

 

経年変化・・・アジ・・・ 

ここまでは『受け継ぐ』ということをテーマにしているショップの事例を調べてきました。
そんな中でショップディレクションもおもしろそうだなーと思ったりもしました。
しかしなんとなく考えが滞ってきたので、
一度、前の段階に戻ってみる事にしました。

『受け継ぐ』というテーマが出てきたのには、「経年変化」と「コミュニケーション」という2つのキーワードが原点です。
そこで、経年変化して味わい深くなっていく素材について調べて、考えてみる事にしました。

使うことで味わいが増し、そのモノとして完成していく素材は数々あります。
木材、デニム、漆、革などなど。
ここでは革にクローズアップして調べてみました。

革は原料別、なめし別、加工別などで細かく用途に応じて分類ができるようです。
どの革においても言える事が、使っていくことでその人の使い方に応じた風合いが出てくる(なじんでくる)ということです。
しかし、このことが達成されるには、「手入れ」が必要とのこと。
むしろ手入れを怠ると、革の寿命が極端に短くなるそうです。
逆に言うと、手入れをすることで味わいが出てきて、かつ長持ちするのです。

しかし、革の手入れをきちんとしている人ってなかなかいませんよね?
ここで私は「手入れ」をアフォードするようなモノがあればいいのにと思いました。
アフォードするモノは、その革製品自体でもいいですし、革のケアをするグッズ(ブラシとか)のどちらかになるのでしょうか。はたまた別のモノでもあるのか?

手入れをする

風合いが出てくる、長持ちする

愛着がわく

次の世代まで残る(受け継がれる)

少し無理やりなプロセスではありますが、このように長くモノと付き合っていけるような関係を築く「キッカケ」となるようなプロダクトを考える方向性もアリだなあと思いました。



これからは手を動かしながらいろいろと考えてみます。
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ナガオカケンメイ。 

今まで挙げた2つのショップのコンセプトや思いを聞くために問い合わせました。

PASS THE BATONは一切連絡がありませんでしたが、D&DEPARTMENTからは回答がいただけました。

しかし、その内容は、
多数の学生から様々な問い合わせを受けており、ひとつひとつにちゃんと答えることはできない
というものでした。

そう前書きがあり、加えて、
問い合わせ内容の答えになるかわからないが、この本にこの店のことは書いてある
と、とりあえず本買ってよ!というような宣伝されました…笑

とりあえず騙されたとおり読んでみようかと思いますが…

以下がその本です。


ナガオカケンメイのやりかたナガオカケンメイのやりかた
(2008/02/02)
ナガオカケンメイ

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ナガオカケンメイとニッポンナガオカケンメイとニッポン
(2009/11/05)
ナガオカケンメイ

商品詳細を見る

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PASS THE BATON 

前回、「受け継ぐ」をテーマにしたショップD&DEPATMENTを挙げたが別の事例としてっもうひとつショップを挙げようと思います。

気持ちまで受け継ぐショップ。
PASS THE BATON http://www.pass-the-baton.com/

D&DEPARTMENTと同様に人から人へアイテムを受け継いでいくということをコンセプトにしているショップです。
前者との大きな違いは、「人の思い」をよりクローズアップしてアイテムを販売しているということです。
PASS THE BATONはパーソナルカルチャーの市場を謳っています。
実際の店頭とWEB SHOPを通して、出品者と購入者のコミュニティを提供しているらしいです。
モノを売る際にはヒアリングが行われます。
その内容はショップテイストに合っているモノであるのか、本当にそのモノに対して思い入れがあるのかなどです。
これは「思い」を受け継いでいくために行っているそうです。
この思いと顔写真は店頭(またはWEB SHOP)に商品と共に掲載されます。
その人とそのモノのストーリーを知ることで、興味がわき、勝手からも愛着がわきます。
モノを販売する際に、「人」を第一にとらえるというショップは今までなかったと思います。
この点は私の研究にも応用できそうなことです。
受け継ぐという行為は、モノ云々よりも「思い」が大切なのかもしれません。

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D&DEPARTMENT 

「受け継ぐ」ということを調べていたら辿りついたショップがありました。

D&DEPARTMENT http://www.d-department.com/jp/

これは受け継ぐということをテーマにしたショップです。
デザイナーのナガオカケンメイ氏がディレクションしています。
扱っているアイテムは、流行や時代に左右されず、長く使い続けられる普遍的なデザインのものばかりであり、
年代にも、ブランドにも、新品か中古かにもとらわれることなく、その「モノ」が持つデザイン性と普遍性を基準に、
家具や家電、生活雑貨、書籍、CD、ファッションアイテムまで幅広く集めています。
個人向けに開発されたモノだけではなく、工業製品や業務用製品のように一般に広く販売されていないものを生活に取り入れる提案を行っているのも特徴のひとつです。

何よりもこのショップはデザインリサイクルというシステムを導入しています。
この点に私は着目しました。以下抜粋。

D&DEPARTMENTでは『ものを新しくつくらないこと』をテーマにしています。
つねに新しいデザインを生み、新製品を発売しつづけることだけが、デザイナーやメーカーの使命ではありません。すでに生み出されているデザインや製品の中にも、普遍性を持ち、しっかりと売り続けられ、使い続けられる製品は存在します。D&DEPARTMENTではそういった、長く使いつづけられる商品だけをセレクトして販売し、お客様が手放す際には買い取って再び販売するという『消費の現場からのリサイクル』を提唱しています。また、すでに生み出されたものを、いかにもう一度使うか、もう一度欲しいと思われるものに戻すかを考えています。店頭やネットショップにおいてもこの考えに基づいて、できる限りのリサイクルを実施しています。

上記のように使い続けられるのであれば何度もショップが買い取り、店頭に並ぶというのです。
人から人へ移り行く経緯においてモノは様々なことを蓄積していきます。
そして完成していくはずです。
新品のモノが店頭に並んだところはスタート地点であると思います。
モノは使われることで完成していくと考えます。

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受け継ぐ。 

卒業研究についてのいま現在の段階をアップしていなかったのでまとめてアップします。

前回アップしたモノにレコードがありました。
これについて研究していこうかと考えていたのですが、
ただ好きなだけでそれ以降新たなモノの提案までは持っていけないような気がして撤回することになりました。

私は本当は何に興味があるのか。

今までのことも思い出しながら考えた結果、2つのキーワードが挙げられました。

経年変化。
コミュニケーション。

この2つのモノを今まで無意識に私はベースとしてきました。
これについてもっと深く考えていきたい、研究していきたいと思いココにベースを置きたいと思います。

私がこの2つのキーワードから連想された行為は「受け継ぐ」という行為です。

デジタル化が進むいま、多くのモノがデータ化され流通しています。
このまま時代が進んでいくと「モノ」自体が存在し得なくなるのではないでしょうか。
データであっても受け継いでいくということは可能ですが、
絶対的にその概念は薄れていきます。
古くからあるコミュニケーションのひとつが失われる可能性があるのです。
代々受け継がれていくモノには、新品のモノにはない「アジ」があり、ストーリーが詰まっています。
これは失われてはいけないことであると私は考え、「受け継ぐ」という行為のこれからの在り方を考えていきたいと思います。
アウトプットの方法はまだわかりません。

続く。

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